こんにちは、茶屋本です。
バイクに乗るためには、当然ですが免許が必要です。
免許にはいくつも種類があり、また免許取得に向けて多くの人が通うことになるであろう教習所も数多く存在します。
こちらの記事では、二輪の免許の種類や教習所について簡単にですが説明していきます。
二輪免許の種類について
免許の種類によって乗ることができるバイクが違います。
特に125cc以下のバイクでは高速道路の走行ができないので注意です。
さらにそれぞれ年齢や視力などの資格があり、要項を満たしている必要があります。
また、料金も違いますので、気になっている教習所があれば資料請求をしてみるとよいでしょう。
全部で7種類
- 原付免許(50cc以下)
- 小型限定普通二輪免許(125cc以下)
- AT小型限定普通二輪免許(125cc以下、ATのみ)
- 普通二輪免許(400cc以下)
- AT限定普通二輪免許(400cc以下、ATのみ)
- 大型二輪免許(400cc超)
- AT限定大型二輪免許(400cc超、ATのみ)
AT限定とは
頭にAT限定とついているものがあります。
例えば「小型限定普通二輪免許」と「AT小型限定普通二輪免許」ですが、どちらも125cc以下のバイクに乗ることができます。
しかしAT限定とついている方は、125cc以下のバイクのなかで、乗ることができるものがさらに限定されています。
ATとは、要はオートマのことです。
AT限定はオートマにしか乗ることができないのです。
しかしその分、教習所での料金が多少安くなっています。
迷ったら「普通二輪免許」が無難
茶屋本は「AT小型限定普通二輪免許」を取得しています。
理由としては、茶屋本が乗りたいと思っていたバイクがそれで乗れるからです。
しかし先のことなんてわかりませんから、あとになってやっぱり中型のバイクに乗ってみたいなあと心変わりすることもあるかもしれません。
そうなっても、小型の免許ではそれ以上の排気量のバイクに乗ることはできないのです。
普通二輪免許を取っておけば、最初小型のバイクに乗っていても、あとで乗り換えることもできます。
一応、後からでも限定解除すれば小型からでも普通二輪免許にすることは可能ですが、その分余計に費用と時間がかかります。
教習所の種類について
「指定自動車教習所」と「届出自動車教習所」があります。
多くの人は指定自動車教習所に通うことになると思います。
「届出自動車教習所」は「指定自動車教習所」と比べて、学科の授業がない分、料金が安かったり一度に受講できる数が多かったりといったメリットがあります。
しかし場所によっては敷地内にコースがなかったり、仮免許学科試験や仮免許技能試験(どちらもバイクにはない)も試験場で受けなければなりません。
また、試験場で技能試験を受ける必要があります。
試験会場で受ける技能試験は教習所よりも厳しい、といった話を聞いたこともあります。
二輪免許取得までの大まかな流れ
ここでは指定自動車教習所を前提にして話を進めていきます。
教習所に入校する場合
- 教習所(指定自動車教習所)に入校
- 学科や技能などの教習を受ける
- 卒業検定(卒検)を受けて合格する
- 教習所を卒業
- 試験会場にて学科試験を受けて合格する
- 免許取得!
こんな感じの流れになると思います。
入校
手続きを済ませて、オリエンテーションや適性検査などを行います。
その後、ついに教習開始です。
学科
以前は学科の授業を受けるのに教習所まで通う必要がありましたが、今ではお家でタブレットやパソコンを使って受けられるところも多いです。
好きな時間に受けられるというのは大きなメリットですが、注意点もあります。
自分で進めていかないといけないので、技能は進んでいるのに学科は全然やっていないなんて状況になりかねません。
バランスよく進めていきましょう。(戒め)
第一段階、第二段階とありますので、順番に進めていきましょう。
技能
いよいよバイクに乗ります。
学科と同時進行で進めていきます。
プロテクターなどの準備を済ませて待合室で待機します。
教官の指示に従い、十分注意して臨みましょう。
学科と同じく第一段階、第二段階があります。
ちなみに空ぶかしをして怒られている人を見たことがあるので、余計なことをするのはやめましょう。
卒業検定
ここを突破すれば教習所は卒業です。
指定されたコースを走り、減点方式で採点されます。
うっかりコースを間違えても減点はされません。
しかし油断は禁物です。
試験官の指示に従って正しいルートに復帰することになりますが、その間も試験中ですので、安全確認などを怠ったら普通に減点されます。
多々ある項目の中で、一発で失格になるものもありますので、それだけは避けましょう。
また小型免許を受ける場合、教習時間が短いので思ったよりすぐに卒検を迎えることになります。
なるべく教習中にコースは覚えましょう。
試験会場にて学科試験
もう一息です。
あとは学科試験を受けて合格するのみです。
落ちてもまた受けることはできますが、その都度お金がかかりますので、なるべく一回で済むようしっかりと勉強して挑みましょう。
既に取得している免許によっては試験会場での学科試験が免除になる場合があります。更新してもらいましょう。
持ち物について
- 身分証明書、住民票、免許証(持っていれば)など
- 証明写真(教習所で撮影するので不要な場合もある)
- 長袖、長ズボン
- グローブ
- ヘルメット
- 雨具
- 適した靴(サンダルはNG)
こんなところになるかなと思います。
教習所で技能を受けるにあたりプロテクターの装着が必須ですが、貸し出しがあります。
当然靴に関してはサンダルは厳禁です。叩き出されます。
多くの教習所が諸々貸し出しをしていますが、必要なものが全部あるとは限らないので、事前に確認して用意しておきましょう。
あと、雨具の必要性についてですが、よほど酷くなければ雨天時でも平気でやりますので、あった方がいいと思います。
濡れても大丈夫な靴かシューズカバーなどがあると良いですね。
入校時期について
教習所は、年代を問わず多くの人が利用します。
土日はいつも込みますし、時期によっては長期の休みに入った学生でごった返します。
技能を受けるには予約が必要です。
人で溢れかえって全然予約を取れないなんてこともありますので、そのあたりも含めて入校時期はよく検討しましょう。
教習所に入校しない場合
必要な物を持って試験会場にGO!
実は教習所に行かず、いきなり試験会場に突撃するという力技もあります。
いわゆる一発試験というやつです。
教習所に通う必要がないから諸々節約できてお得!なんて思うかもしれませんが、まあそう上手くいかないのが世の常です。
試験会場で学科と技能試験を受けることになりますが、この技能試験が極めて難易度が高く、合格率はなんと驚異の2~3%。
初心者にはまったくもっておすすめできません。諦めましょう。
最後に
二輪免許の種類や教習所についてざっくりと説明してきましたが、少しでも参考にしていただけたら幸いです。
免許取得までにそれなりのお金と時間がかかりますので、しっかりと準備をしていきましょう。
茶屋本がAT小型限定普通二輪免許を取ったときのことを日記にまとめています。よければこちらも参考にしてください。