こんにちは、茶屋本です。
バイクヘルメット選びは、安全性・快適性・見た目も大事ですよね。
数ある中で茶屋本が選んだのが、今回ご紹介する製品です。
お値段は正直、かなり勇気がいりましたが…結果的に、その価値は十分にある、素晴らしいヘルメットでした。
安全性と快適性、そしてクラシカルなスタイルを求める方には、ぜひチェックしてみてほしい逸品です。

良い・・・
今回レビューする製品:Arai クラシックAIR
言わずと知れた日本の老舗ヘルメットメーカー、Arai。
その安全性へのこだわりは世界中で高く評価されています。
このクラシックAIRも、もちろん厳しい安全基準をクリアした信頼性の高いモデルです。
製品の主なスペック
- メーカー:Arai (アライヘルメット)
- 規格:JIS規格
- 帽体:cLc(コンプレックス・ラミネート・コンストラクション)
- カラー:全6色展開(2024年時点、フラットブラック、ブリティッシュダークグリーン、コブラ、モダングレー、エラ・ブルー、エラ・ホワイトなど)
- サイズ:4サイズ展開 (55-56cm / 57-58cm / 59-60cm / 61-62cm)
- 内装:エコピュアー内装(抗菌・消臭・防汚)、システム内装(着脱可能)
- 主な機能:
- 頭部ベンチレーション搭載
- 眼鏡スリット採用(メガネ着用対応)
- シールド:別売り(オプションで専用シールド取り付け可能)
クラシックな見た目ながら、現代的な機能もしっかりと盛り込まれているのが特徴ですね。
デザイン:シンプルイズベスト!なクラシックスタイル
このヘルメットの魅力は、何と言ってもシンプルな見た目でしょう。
余計な装飾のない丸いフォルムは、まさに「クラシック」。懐かしくも洗練された印象です。


シンプルなので、合わせるバイクを選ばないのも大きなメリット。
クラシック系はもちろん、スクーターやアメリカンなど、どんなバイクにも不思議と合います。
茶屋本のハンターカブにも、もちろんバッチリ似合います!



派手さはありませんが、長く愛用できる飽きのこないデザインだと思います。
被り心地とサイズ選びの重要性
「しっくりくる」フィット感
被ると、頭全体が包み込まれるような「しっくりくる」フィット感。
内装生地も肌触りが良く、長時間の着用も快適です。適度なホールド感で、圧迫感も強すぎません。
さすがArai、という感じですね。
最重要!サイズ選びは必ず試着を!
ここで声を大にして言いたいのは、サイズ選びは慎重に、ということです。
メーカーで同じサイズ表記でも、被り心地が異なることも。頭の形は人それぞれ。「普段Lだから」と安易に決めるのは危険です。
サイズが合わないヘルメットは、安全性が低下するだけでなく、不快感からライディングに集中できなくなる可能性もあります。
茶屋本も、購入前にバイク用品店で必ず試着しました。店員さんに相談して選ぶのが一番確実です!
ネット通販は便利ですが、特にAraiのようなフィット感重視モデルは、試着なしでの購入は絶対におすすめしません。



金額が金額なので・・・
機能性と快適性
夏場の使用感:ベンチレーションの効果は?
クラシックAIRには頭頂部にベンチレーションが装備されています。クラシックな見た目ですが、快適性も配慮されていますね。
夏場に使ってみましたが、思ったより熱がこもりませんでした。停車中は暑いですが、走り出すと頭部の熱気を効率よく逃がしてくれます。
劇的に涼しい訳ではないですが、ベンチレーション無しと比べると明らかに快適です。
内装の洗濯:清潔さを保てる安心感
夏場は汗による内装の汚れや臭いが気になりますよね。
クラシックAIRは内装を取り外して丸洗いできるのが非常にありがたいです。着脱も慣れれば簡単。
茶屋本は洗濯ネットに入れて洗濯機で洗っています。(説明書も確認してください)
夏場でも清潔に保てるのは精神衛生的にも良いです!
眼鏡ユーザーにも優しいスリット
このヘルメットは眼鏡のツルがスムーズに入るよう、内装にスリット加工が施されています。
おかげで、ヘルメットを被ったままメガネの着脱がしやすく、ツルが食い込んで痛くなることもありません。
人によってはこれは本当に助かりますね。
気になった点・注意点
あごひも:安全性ゆえの「めんどくささ」
Araiヘルメットの多くはDリング式のあごひもです。
(画像)
安全性は高いですが、慣れるまで着脱が面倒で、ワンタッチ式と比べ、毎回ベルトを通す手間があります。
安全性のための構造なので、諦めるか慣れるしかないですね…。



しかたない
シールドがない:顔面むき出し問題
クラシックAIRはクラシックなジェットなので、標準でシールドは付いていません。
つまり顔面はむき出しです。
風雨や虫、飛び石から顔を守るには、別途シールドかゴーグルが必要です。
価格:やっぱり高い…!
そして最大のネックが価格です。
Araiヘルメットは品質と安全性に見合う価格設定です。
クラシックAIRも例外ではなく、他メーカーの同クラス品と比べ高価です。
正直、購入時はかなり悩みました…。
茶屋本には気軽に買い替えられる値段ではありません。
ただ、使ってみると価格に見合う品質、作りの良さ、安全への信頼感は間違いありません。



後悔は、ない
総評:高くても満足!長く付き合える信頼のヘルメット
というわけで、Arai「クラシックAIR」をレビューしました。
【良かった点】
- 飽きのこないシンプルでクラシックなデザイン
- ベンチレーションによる十分な通気性
- 内装が洗えて清潔に保てる
【気になった点・注意点】
- Dリング式のあごひもは慣れが必要
- シールドが別売り
- 価格が高い
価格や注意点はありますが、それを差し引いても、クラシックAIRは非常に完成度の高い素晴らしいヘルメットです。
安くはありませんが、命を守る大切な装備、信頼できるものを選びたいですよね。
茶屋本的には本当に買ってよかったと思えるヘルメットです!
コメント