こんにちは、茶屋本です。
突如としてバイクを求め、あれこれ奔走しました。
これまでの茶屋本の人生で、もっとも衝撃的な出会いだったと言えるでしょう。
バイクの購入を決意するまで
ある茹だるような暑い日、自転車で通勤していた汗だくの茶屋本は、颯爽と道路を走るバイクを見て思いました。
勤務前でこんなに疲れるのはもううんざりだ。
そうだ、自転車と違い座っているだけでいいバイクならもっと楽に出勤できるはずだ、そうに違いないと。
一応言っておくと、バイクなら汗だくにならないというわけではなく、なんなら自転車よりも過酷とすら言えます。
ですが、このときの茶屋本はバイクで快適に通勤している自分の姿を信じて疑いませんでした。
あのときの茶屋本は暑さで頭がやられていたのだ。
ハンターカブとの出会い
そもそもなぜ数あるバイクの中からハンターカブを選んだかというと、バイクショップで一目惚れしたからです。
茶屋本、探す
茶屋本は初め、燃費の良いバイクを探していました。
主に通勤で使いたかったので、燃費の良さは茶屋本の中では最優先事項でした。
そこで、まず選択肢にあがったのがホンダのスーパーカブ110です。
スーパーカブ110は、リッター60km/Lを超える驚異の燃費の良さを誇る
茶屋本、出会う
近所のバイクショップで、スーパーカブの在庫を持っている店舗を探しました。
幸いなことに、最初に入った店舗で早速在庫を見つけました。
なかなか可愛らしいですね。
スーパーカブの周りをぐるぐるとしていると、店員さんが笑顔で話しかけてきました。
色々話を聞いたりバイクに跨らせてもらったりしていたそのとき、茶屋本の視界にあの子が映りました。
ハンターカブに釘付けとなった茶屋本に気づいたのか、店員さんはハンターカブについて色々と教えてくれました。
カブだけあって燃費がとても良く、スーパーカブ110と同じくリッター60km/L超えです。見た目も最高です。乗るなら絶対にこれだと強く思いました。
次の瞬間に車体の値段を見てひっくり返りそうになったのですが、とにかくハンターカブにしようと決めたのです。
契約までのこと
茶屋本、乗る
店員さんにお願いしてハンターカブに跨らせてもらいました。
車高が高くてほとんど爪先立ちになっていましたが、(このときの)茶屋本には些細なことでした。
エンジンを掛けると全身に振動が伝わってきて、アクセルを回すとさらに強い振動と迫力のある音が響きます。
茶屋本、即決する
まだ買い手が付いていないうえ、なんと納車まで一週間も掛からないということを聞き、気づいたら「買います」と声が出ていました。
店員さんは食い気味の茶屋本に苦笑いでしたが、すぐに契約の説明などをしてくれました。
その際、支払総額に思わず真顔になったのもいい思い出です。
契約書類を書いたり任意保険加入の手続きをしたりと、初めてのことばかりで終始あわあわとしていました。
逐一店員さんにフォローをしていただき、なんとか一通り済ませることができました。
こうして晴れて契約完了、茶屋本はにこにこで店を後にしたのですが・・・
茶屋本、震える
茶屋本はこのとき自転車で車の交通量がとても多い道を走っていました。
ふと、納車後にこの道をバイクに乗り一人で帰ることを想像して、茶屋本は恐怖で震え上がりました。
すぐさま回れ右、バイクショップに直行です。
再び来店してきた茶屋本を見て驚いている店員さんに、茶屋本はこう言いました。
納車のこと
契約から納車までわずか数日ほどでしたが、まさに一日千秋の思いでした。
これほど一日一日が長く感じたことはあまりありません。
ハンターカブは一時期、納車まで数か月待ちの状況もあったらしい
茶屋本、待ちきれない
納車日、茶屋本はハンターカブが配送されてくるのを今か今かと待ちわびていました。
外の様子を確認するため窓ガラスに張り付いて待機していると、荷台にハンターカブを乗せた軽トラが家の前に止まりました。
すぐさま外に飛び出して、店員さんを出迎えます。
茶屋本、走る
ハンターカブを荷台から降ろしたあと、必要書類やバイクの鍵などをもらい、車体の説明を受けました。
走行練習に付き合ってもらえるとのことだったので、もちろんお願いしました。
ハンターカブは小型二輪車なのでバイクの中でも軽い方ではあるのですが、か弱い茶屋本は押して歩くだけでふらつきそうになるときがありました。
納車から一時間も経たずに立ちごけなんて、想像するだけで恐ろしい。
立ちごけとは、停止中バイクに跨っている時や、押して歩いている時などに、バランスを崩して倒れてしまうことを言う
茶屋本、納車を終える
多少慣れてきたところで切り上げて、いよいよ店員さんともお別れです。
契約から納車まで担当してくださり、至れり尽くせりの対応をしていただきました。
免許取り立てのよちよち歩きしかできない赤ん坊のごとき茶屋本には本当にありがたい話です。
茶屋本、感慨に耽る
店員さんが帰ると、茶屋本とハンターカブだけがその場に残りました。
しばらく、あちこちを触ったりただ眺めたりしました。
これまでを思い返して、次第になんとも言い難い気持ちがふつふつと湧き出てきたのを覚えています。
筆舌に尽くしがたいとはこのことでしょう。
茶屋本は目の前のバイクを買ったのだとようやく実感しました。
最後に
ハンターカブを迎え入れるまでのあれこれを書いてきました。
ここに至るまでに、免許証の取得という最大の壁があったのですが、それはまたいずれ。
これからこの子と一緒にたくさんの場所に行って、いろんなものを見て、またこうして日記として書き記していけたらいいなと思います。
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